FOURTEEN DAYS
純白のユメ
「柚子ーっ 起きなさーい」
1階からお母さんのよく通る声。
その声で目が覚めた、11月の朝。
「・・・んぁ」
まだ重たい体をゆっくり起こし、のびをした。
「寒いー!!」
伸びをした瞬間、あまりの寒さに大声を出してしまった私。
とっさに布団にもぐりこむ。
うう・・・
やっぱり、この時期は布団が恋しいよお><
「なに朝っぱらから大声出してんの!
ほら起きなさい!遅刻すんでしょ!!」
「や、やだーッ」