FOURTEEN DAYS


「淋しいよ?でも・・・」



でも、それよりも高校離れることを「悲しい」と言ってくれたことが嬉しかった。



あたしだけじゃなかったんだなって。



「ほらほら~そこのバカップル」


後ろから海藤の声。


思わず振り向くと、くすくすと笑ってる雪紀と海藤がいた。



「本当、よかったね。ようやくくっつけてさ~」



雪紀がいたずらっぽい笑顔を浮かべた。





「雪紀は?どこ行くの?」


照れ隠しに、話題をそらした。



「中央。」



・・・即答。



「隆介と同じとこ行くの!気合い入れてくよ~♪」



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