FOURTEEN DAYS
「ほい、おつかれさーん!」
雪紀が授業が終わると飛んできた。
「もう本当、なんなのあの人・・・」
腹痛はなくなったものの、やけに体力を消耗していて、私はぐったりしていた。
「ま、元気だして~ 次掃除やれば帰りだし!」
七菜がせなかをさすりながら笑う。
やっぱ、こんな子にヤキモチなんてありえない。
あたし、嫌な子かなー・・・・
「?柚子?」
「あ、ごめん・・・ 掃除だよねっ!行こっか?」