FOURTEEN DAYS


いきなり後ろから叫び声。


「え、写真・・・」


雪紀が真っ赤な顔をして突っ立っていた。


「もおやめてよーッ!超はずかしいから!!」


そういうと雪紀は急いで私の手から写真を取り上げた。



「雪紀、この頃から海藤のこと好きだったんだねっ」


そういうと、雪紀は更に顔を真っ赤にしてうつむいた。


「~~ッ、あたしは一途なんですッ」


「雪紀かーわいいッ!!」




「・・・雪紀は、海藤のどーゆうとこが好きなの?」


少し落ち着いて、お茶を飲みながら話す。


「んー・・・

サッカーやってるとこ。」


「あとは?」


「実は優しいとこ」


雪紀は相変わらず顔を赤くしてうつむいている。




「ね、雪紀」



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