自己実現~【本当の自分】【新しい自分】【思い出】~実験小説 (馬鹿と天才は紙一重)

思い出なんて無ければいいのに…


思い出なんて無ければ京華と離れる事も辛くない。


思い出なんて無ければ掛葉ともずっと仲良くいられた。


思い出なんて無ければ私はここを出ていかない。


全ては私の【思い出】の所為…


私は裏庭に隠しておいたショルダーバッグを持ち、門外に出た。


そして、私は歩き始める…



見失った自分を取り戻す為に…
< 70 / 95 >

この作品をシェア

pagetop