自己実現~【本当の自分】【新しい自分】【思い出】~実験小説 (馬鹿と天才は紙一重)

※〈〉《》は声を発しないテレパシー。

――――――――――――――――

〈誰か助けて、その誰かとはつまり私の事かな?〉


!!!!!!


え、何これ!?


それは私の耳ではなく私の脳裏に直接響いてくるような男の声だった。


こ、こんな事って…


《だ、誰?》


私は恐る恐る心の中で問いてみる。


〈いきなり〉


答えた!


〈誰と言われてもそれは一体何の定義に基づく問い掛けか?

まぁ取り敢えず今は神とでも言っておこう〉


《神?!》



〈そうだな。取り敢えず今はそういう事にしといてくれ!〉
< 94 / 95 >

この作品をシェア

pagetop