いきば〜禁断の蕾〜(完結
「取りあえず、君もまだ万全じゃ無いんだ
病室に戻りなさい」
医者に言われ
「有難うございました」
蕾は、お礼を言って
診察室を出た
自分の病室に向け歩き始める
先程から涙が止まらなかった
泣いたって
どうしょうも無い
自分のせいなんだ
そう思っても涙は流れた
自分の病室の前まで来て扉を開ける
「蕾ちゃん!」
いきなり聞こえて来た声に驚き顔を上げると
「泣いてるの?」
心配そうに顔を覗き込んで来る尚都と目があった
「尚都君!」
驚いて、一歩下がる蕾
「いっ」
瞬間、足に痛みが走る
「あぁ蕾ちゃんそっちの足、打撲してるんだから」
心配そうに蕾を支える尚都
「え?」
驚いて足を見る
包帯が巻かれていた
気づけば右手も肩で吊っている
どうやら骨折したらしい
今まで全く気付か無かった
「全く、ほら」
いきなり蕾を抱き上げる尚都
いわゆるお姫様抱っこと言うやつだ
「うわっちょと尚都君」
驚いて叫ぶ蕾
ベッドに下ろし、蕾に布団をかけながら
「しっ、ここ病院」
片手を鼻に宛てる尚都
「あわ、ごめん」
蕾は、途端に恥ずかしくなり顔を赤らめる
病室に戻りなさい」
医者に言われ
「有難うございました」
蕾は、お礼を言って
診察室を出た
自分の病室に向け歩き始める
先程から涙が止まらなかった
泣いたって
どうしょうも無い
自分のせいなんだ
そう思っても涙は流れた
自分の病室の前まで来て扉を開ける
「蕾ちゃん!」
いきなり聞こえて来た声に驚き顔を上げると
「泣いてるの?」
心配そうに顔を覗き込んで来る尚都と目があった
「尚都君!」
驚いて、一歩下がる蕾
「いっ」
瞬間、足に痛みが走る
「あぁ蕾ちゃんそっちの足、打撲してるんだから」
心配そうに蕾を支える尚都
「え?」
驚いて足を見る
包帯が巻かれていた
気づけば右手も肩で吊っている
どうやら骨折したらしい
今まで全く気付か無かった
「全く、ほら」
いきなり蕾を抱き上げる尚都
いわゆるお姫様抱っこと言うやつだ
「うわっちょと尚都君」
驚いて叫ぶ蕾
ベッドに下ろし、蕾に布団をかけながら
「しっ、ここ病院」
片手を鼻に宛てる尚都
「あわ、ごめん」
蕾は、途端に恥ずかしくなり顔を赤らめる