いきば〜禁断の蕾〜(完結
蕾様が初騎様に会えない日が伸びる。


どうしてもそれは避けたかった。






何しろ初騎様の記憶は戻っているのだから



取り敢えず

明日、初騎様がその事を隠していた理由を聞こう

分けも分からないまま事実を蕾様に言う訳には行かない

初騎様にも何か考えがあるのかもしろない

多分
蕾様の首元の痕は、なかなか消えないだろうし…


しばらく様子を見るか


桜井は、そう考えていた。

だから鍵を強調したのだ

尚都の事だ
鍵だけじゃ安心出来ない

自分が蕾様の『首もとの痕』が消えるまで、お守りしなければ

初騎様に申し訳が立たない。












神宮の家に着き

蕾を下ろすと、蕾の部屋に明かりがともったのを外から確かめ

神宮の家に入る

自分の部屋は、実は蕾の部屋に近い

使用人の部屋は一ヶ所に固まっている

が人数が多いため、二階と一階で別れている。

実は、桜井は一階だった。

たが記憶を失うちょと前
初騎が極秘に、二階の蕾の部屋近くの人と
桜井の部屋を交換したのだ


もちろん

蕾様を心配した初騎様が、私に守らせるため

部屋を隣にせず
少し離したのは、蕾様に悟られ無い様に
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