いきば〜禁断の蕾〜(完結
「おやすみ」
桜井とすれ違う瞬間
慌ただしく言われた言葉
「はい、お休みなさい」
桜井は振り向くと営業スマイルで答えた
これでしばらくは安心だろう
そう思い、桜井が部屋に戻ろうとした瞬間
「おい、ちょと待て」
足を止め、振り向く尚都
桜井と目が合う
「お前は、何故此処にいる?」
睨みながら問掛けて来る尚都
しまった
軽く固まる桜井
「蕾様の…」
『様子を見に』と言い掛けて辞める
これでは尚都の二の前
どうする
「何故かと聞いている」
強い口調になる尚都
形成逆転されてたまるか
「トイレに起きたのですが水の流れが悪くて、他のトイレは大丈夫かと見回っていました」
桜井は言うと困った笑顔を浮かべた
「それは、お前の仕事じゃ無いはずだ」
更に睨む尚都
「気付いた者の勤めかと」
桜井は、ハニカンだ様に恥ずかしく笑うと
「もう少しありますので」
言い懐中電灯で前を照らし蕾の部屋を通り過ぎ
トイレに行く振りをする
早くその場から離れたかった。
ちらっと振り返り
尚都を見る。
自分に背を向け部屋に戻る様子
一先ず安心か
桜井とすれ違う瞬間
慌ただしく言われた言葉
「はい、お休みなさい」
桜井は振り向くと営業スマイルで答えた
これでしばらくは安心だろう
そう思い、桜井が部屋に戻ろうとした瞬間
「おい、ちょと待て」
足を止め、振り向く尚都
桜井と目が合う
「お前は、何故此処にいる?」
睨みながら問掛けて来る尚都
しまった
軽く固まる桜井
「蕾様の…」
『様子を見に』と言い掛けて辞める
これでは尚都の二の前
どうする
「何故かと聞いている」
強い口調になる尚都
形成逆転されてたまるか
「トイレに起きたのですが水の流れが悪くて、他のトイレは大丈夫かと見回っていました」
桜井は言うと困った笑顔を浮かべた
「それは、お前の仕事じゃ無いはずだ」
更に睨む尚都
「気付いた者の勤めかと」
桜井は、ハニカンだ様に恥ずかしく笑うと
「もう少しありますので」
言い懐中電灯で前を照らし蕾の部屋を通り過ぎ
トイレに行く振りをする
早くその場から離れたかった。
ちらっと振り返り
尚都を見る。
自分に背を向け部屋に戻る様子
一先ず安心か