いきば〜禁断の蕾〜(完結
「蕾様」
イキナリ真面目な声を出す桜井
蕾は驚いて桜井を見た
「この頃、尚都様が初騎様と仲良くされていること
沙紀様は良く思っていない様です」
桜井は張り詰めた口調で言う
「え?」
蕾は、意味が分からず声を出した。
「そのイライラは蕾様に向けられるかも知れません。
極力お一人での行動はお控え下さい」
桜井は言うと蕾を見つめる
「うっうん分かった」
蕾は、桜井の気迫に圧倒されながら頷いた
桜井は、それを聞くと雰囲気を緩め
「それを聞いて安心しました」
ニコッと微笑むと
「では、失礼しました」
と蕾の部屋を出て行った。
「心配性だなぁ桜井さんは」
蕾は、呟くとベットに転がり込む
泣き疲れたことも有うそのまま寝てしまった。
微に聞こえる物音
ん?
何の音だろう?
蕾は、眠たい目を微かに開けた
回りは暗い
まだ夜なのか
そう思った
その時
ガタン
大きな物音と共に両腕を何者かに押さ付けられた
何!?
蕾は驚いて顔を上げる
そこには月明かりに照らされる見慣れな顔
でも知らない人では無い
イキナリ真面目な声を出す桜井
蕾は驚いて桜井を見た
「この頃、尚都様が初騎様と仲良くされていること
沙紀様は良く思っていない様です」
桜井は張り詰めた口調で言う
「え?」
蕾は、意味が分からず声を出した。
「そのイライラは蕾様に向けられるかも知れません。
極力お一人での行動はお控え下さい」
桜井は言うと蕾を見つめる
「うっうん分かった」
蕾は、桜井の気迫に圧倒されながら頷いた
桜井は、それを聞くと雰囲気を緩め
「それを聞いて安心しました」
ニコッと微笑むと
「では、失礼しました」
と蕾の部屋を出て行った。
「心配性だなぁ桜井さんは」
蕾は、呟くとベットに転がり込む
泣き疲れたことも有うそのまま寝てしまった。
微に聞こえる物音
ん?
何の音だろう?
蕾は、眠たい目を微かに開けた
回りは暗い
まだ夜なのか
そう思った
その時
ガタン
大きな物音と共に両腕を何者かに押さ付けられた
何!?
蕾は驚いて顔を上げる
そこには月明かりに照らされる見慣れな顔
でも知らない人では無い