いきば〜禁断の蕾〜(完結
「分からない。
でも重体らしいんだ」
うつ向いたまま言う尚都
そっ
そんなぁ…
せっかく兄妹じゃなかったのに…
どうして
蕾は、心配に胸が張り裂けそうになる。
神様…
もう一度
もう一度
初騎君を助けて
必死に車の中で願った。
桜井が急いでくれた事により
普通よりカナリ早く病院に着くことが出来た
それでも蕾はその時間が永遠に感じられた
ナースステーションで初騎のことを聞くと
直ぐ様、手術室の前まで駆けて行った
[手術中]
電灯が薄暗い廊下を薄暗く光っている
外は既に暗くなっていた
手術の前の椅子に座る蕾達
不安と心配に胸を潰されそうになる
一時間後
手術中のランプが消える
薄暗かった廊下は更に薄暗くなった。
ゆっくりと開く手術室の扉
中から出てくるタンカー
蕾は慌て先生に駆け寄った
「初騎君は!」
蕾の問いに先生はニコッと笑った
「大丈夫ですよ」
言うとタンカーをそのまま初騎君の病室まで運んだ
でも重体らしいんだ」
うつ向いたまま言う尚都
そっ
そんなぁ…
せっかく兄妹じゃなかったのに…
どうして
蕾は、心配に胸が張り裂けそうになる。
神様…
もう一度
もう一度
初騎君を助けて
必死に車の中で願った。
桜井が急いでくれた事により
普通よりカナリ早く病院に着くことが出来た
それでも蕾はその時間が永遠に感じられた
ナースステーションで初騎のことを聞くと
直ぐ様、手術室の前まで駆けて行った
[手術中]
電灯が薄暗い廊下を薄暗く光っている
外は既に暗くなっていた
手術の前の椅子に座る蕾達
不安と心配に胸を潰されそうになる
一時間後
手術中のランプが消える
薄暗かった廊下は更に薄暗くなった。
ゆっくりと開く手術室の扉
中から出てくるタンカー
蕾は慌て先生に駆け寄った
「初騎君は!」
蕾の問いに先生はニコッと笑った
「大丈夫ですよ」
言うとタンカーをそのまま初騎君の病室まで運んだ