いきば〜禁断の蕾〜(完結
「じゃあ僕、帰るね。
母さんとかに報告しなきゃ桜井さん送って」
言うと桜井の手を引く尚都
「蕾は兄さんに着いててあげてね」
部屋の扉まで行き
軽く振り向くと
ニコッと笑って言い
尚都と桜井は、初騎の部屋を後にした。
「ご報告など為るつもりも無いでしょうに」
車に向かう途中
呟く桜井
「何だ」
振り向かずに言う尚都
「尚都様、良かったのですか?」
尚都に問いかける桜井
「何が?」
再び桜井を見ずに聞き返す尚都
「蕾様のことが好きなんでしょ」
桜井の言葉に
「お前、どっちの味方なわけ?」
目を細め桜井を見る尚都
「初騎様です」
桜井はハッキリと言う
「ハハ素直だな」
軽く笑うと、尚都は前を向き直し
「だって兄さんのこと、あんなに大好きなんだもん。蕾
僕の入る隙なんて初めから無かったんだ」
続けて言うと、うつ向いた。
「尚都様
どうやら私は貴方を誤解してた様ですね
少し高感度が上がりましたよ」
後ろから尚都にニコッと笑い掛ける桜井
「少しかぁまぁ有難う」
尚都も微かに微笑む
母さんとかに報告しなきゃ桜井さん送って」
言うと桜井の手を引く尚都
「蕾は兄さんに着いててあげてね」
部屋の扉まで行き
軽く振り向くと
ニコッと笑って言い
尚都と桜井は、初騎の部屋を後にした。
「ご報告など為るつもりも無いでしょうに」
車に向かう途中
呟く桜井
「何だ」
振り向かずに言う尚都
「尚都様、良かったのですか?」
尚都に問いかける桜井
「何が?」
再び桜井を見ずに聞き返す尚都
「蕾様のことが好きなんでしょ」
桜井の言葉に
「お前、どっちの味方なわけ?」
目を細め桜井を見る尚都
「初騎様です」
桜井はハッキリと言う
「ハハ素直だな」
軽く笑うと、尚都は前を向き直し
「だって兄さんのこと、あんなに大好きなんだもん。蕾
僕の入る隙なんて初めから無かったんだ」
続けて言うと、うつ向いた。
「尚都様
どうやら私は貴方を誤解してた様ですね
少し高感度が上がりましたよ」
後ろから尚都にニコッと笑い掛ける桜井
「少しかぁまぁ有難う」
尚都も微かに微笑む