いきば〜禁断の蕾〜(完結
蕾は、クスと笑った。
中学生になったと言えど、蕾の周りの面子は大して変わっていない
蕾の通っていた幼稚園は小学校と繋がっており
小学校は、この中学校と繋がっている
皆そのままエレベーター式に、この中学校に入ってくるのだ。
「はい!じゃあ、みんな入学式だ。
廊下に並べ」
先生が言うと
さっき号令をかけた人が、また号令をかけ
みんな立ち上がった。
次々と教室を出る
蕾は、慌て初騎の元に駆け寄り
「初騎くん…初騎くん!」
初騎の肩を揺らし、優しく起こそうとした
「何」
初騎は、目を覚まし蕾を見上げる
相変わらず感情の無い喋り方
「入学式だよ、廊下に並ばなきゃ」
蕾が言うと
初騎は、面倒臭そうに軽く顔を歪め
立ち上がった
蕾は、初騎を連れ廊下に並ぶ
「よし、これで全員だな」
先生は、数を数え頷くと
体育館へ向け歩き始めた。
「中々やりますわね」
蕾は、後ろから背中を押され驚いて振り向く
彩乃がニャッと笑っていた。
「え?何が」
蕾は、驚いて聞き返す
「初騎さんと中々良い雰囲気でしたじゃありません」
彩乃は、更にニャける
「なっ何言ってんの!?」
軽く顔を赤くする蕾
中学生になったと言えど、蕾の周りの面子は大して変わっていない
蕾の通っていた幼稚園は小学校と繋がっており
小学校は、この中学校と繋がっている
皆そのままエレベーター式に、この中学校に入ってくるのだ。
「はい!じゃあ、みんな入学式だ。
廊下に並べ」
先生が言うと
さっき号令をかけた人が、また号令をかけ
みんな立ち上がった。
次々と教室を出る
蕾は、慌て初騎の元に駆け寄り
「初騎くん…初騎くん!」
初騎の肩を揺らし、優しく起こそうとした
「何」
初騎は、目を覚まし蕾を見上げる
相変わらず感情の無い喋り方
「入学式だよ、廊下に並ばなきゃ」
蕾が言うと
初騎は、面倒臭そうに軽く顔を歪め
立ち上がった
蕾は、初騎を連れ廊下に並ぶ
「よし、これで全員だな」
先生は、数を数え頷くと
体育館へ向け歩き始めた。
「中々やりますわね」
蕾は、後ろから背中を押され驚いて振り向く
彩乃がニャッと笑っていた。
「え?何が」
蕾は、驚いて聞き返す
「初騎さんと中々良い雰囲気でしたじゃありません」
彩乃は、更にニャける
「なっ何言ってんの!?」
軽く顔を赤くする蕾