いきば〜禁断の蕾〜(完結
その夜、蕾は朝まで泣き続けた。
一人残された暗い廊下
何で、あんならしく無い事をしたのだろう…
自分でも分からない
アイツが
蕾が泣いて居るのを見たら
いつの間にか
自分を見失なってた…
ハァー
深いため息を付く初騎
「明日、謝ろう」
小さく呟き
取り敢えず、その場を離る
やはり、いきなり抱きしめられたら怒るだろう
そんなの当たり前だ
初騎は、後悔していた。
自室に入り、ベッドに潜り込んでも眠れない
蕾の事が気になっていた。
蕾に、嫌われてたのではないかと…
「嫌われたって良いじゃないか」
初騎は、天井を見て呟いた
まるで自分に言い聞かせる様に
「アイツに嫌われたって…」
初騎の声がつっかえる
何故か不安な気持はだんだん膨らむ
「俺は…」
俺は…
アイツを特別な存在として見ている
いつからか
そうだ
あの日
火葬場で泣いて居るのを見てから
あの時
泣かせたくないって思ったんだ
なのに…
アイツは、また泣いていた
一人で
もう泣かせたくない
俺はアイツを守りたい
一人残された暗い廊下
何で、あんならしく無い事をしたのだろう…
自分でも分からない
アイツが
蕾が泣いて居るのを見たら
いつの間にか
自分を見失なってた…
ハァー
深いため息を付く初騎
「明日、謝ろう」
小さく呟き
取り敢えず、その場を離る
やはり、いきなり抱きしめられたら怒るだろう
そんなの当たり前だ
初騎は、後悔していた。
自室に入り、ベッドに潜り込んでも眠れない
蕾の事が気になっていた。
蕾に、嫌われてたのではないかと…
「嫌われたって良いじゃないか」
初騎は、天井を見て呟いた
まるで自分に言い聞かせる様に
「アイツに嫌われたって…」
初騎の声がつっかえる
何故か不安な気持はだんだん膨らむ
「俺は…」
俺は…
アイツを特別な存在として見ている
いつからか
そうだ
あの日
火葬場で泣いて居るのを見てから
あの時
泣かせたくないって思ったんだ
なのに…
アイツは、また泣いていた
一人で
もう泣かせたくない
俺はアイツを守りたい