いきば〜禁断の蕾〜(完結
「ごめんね。気にしないで
お父さん最近仕事忙しくてピリピリしてるんだ」
尚都は、心配そうに蕾の顔を覗き込んだ。
「うっうん」
蕾も苦笑いして尚都を見る
尚都は、蕾の手を引っ張っると
「行こう」
ニコッと微笑んだ。
「うん」
蕾は、頷くと尚都と一緒に火葬場を出た。
蕾達の後に付いて初騎も火葬場を出る。
外に出ると直ぐに車に案内された。
すごく大きな車だ。
きっと凄いお金持ちなのだろう
助手席には尚都が座り蕾の隣には初騎が腰を下ろした。
車の中では、みんな無言だった
少し居にくい空気
時折オジさんが吸ってるタバコが鼻についた。
そういえば、この人が父の兄なら蕾の叔父に当たるはずだ
何故、私は知らないのだろう
それとも会った事を忘れているのかな?
蕾は不思議に思った。
しばらく走ると、車は大きな家の前に止まった。
蕾は、車から降り、その家を見上げる
立派な家だ
金持ちだとは思っていたが…
まさか此処までとは
足がすくむ
叔父は、先に家の中へと入って行った。
お父さん最近仕事忙しくてピリピリしてるんだ」
尚都は、心配そうに蕾の顔を覗き込んだ。
「うっうん」
蕾も苦笑いして尚都を見る
尚都は、蕾の手を引っ張っると
「行こう」
ニコッと微笑んだ。
「うん」
蕾は、頷くと尚都と一緒に火葬場を出た。
蕾達の後に付いて初騎も火葬場を出る。
外に出ると直ぐに車に案内された。
すごく大きな車だ。
きっと凄いお金持ちなのだろう
助手席には尚都が座り蕾の隣には初騎が腰を下ろした。
車の中では、みんな無言だった
少し居にくい空気
時折オジさんが吸ってるタバコが鼻についた。
そういえば、この人が父の兄なら蕾の叔父に当たるはずだ
何故、私は知らないのだろう
それとも会った事を忘れているのかな?
蕾は不思議に思った。
しばらく走ると、車は大きな家の前に止まった。
蕾は、車から降り、その家を見上げる
立派な家だ
金持ちだとは思っていたが…
まさか此処までとは
足がすくむ
叔父は、先に家の中へと入って行った。