いきば〜禁断の蕾〜(完結
「蕾。中入ろう」

尚都は蕾が足をすくませている事に気づき、また手を握って引っ張ってくれた。

蕾は、尚都に引っ張られるがまま屋敷の中へと入る

初騎は、後ろから着いて来る感じに屋敷の中へと入った。


何で一緒に歩か無いのかな…

そんな事を考えて居るうちに玄関に入っていた。

中も広い

蕾は、ビックリして辺りをキュロキョロと見渡す

「あら蕾ってこの子?
小さいわね」

中から美人なオバさんが出て来て蕾を見下ろした。

多分、蕾の叔母に当たる人だろう

「ああ」

叔父は相打ちを入れる

「まぁ、しっかり働きなさね」

叔母は、蕾を見下し命令口調で言った。

蕾は、ただうつ向く


これからどんな生活が始まるのだろう。


蕾には、想像もつかなかった。


不安でいっぱいである。



蕾は、こうして神宮家で働く事になった。












蕾は、その日のうちにメイドの部屋に案内された。

この屋敷にはメイドが十人居るらしく、一部屋二人で使用して居るらしい

蕾は、中田耶夜(なかたやよ)と言うメイドと相部屋になった。

長い廊下を違うメイドに連れられ、耶夜の部屋へと向かう

コンコン
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