いきば〜禁断の蕾〜(完結
それから彩乃の母は、蕾にもお茶を入れ前に置いた
湯飲みを回し、飲む蕾
それは周りから見てもちゃんと綺麗に出来ていた
「なって無いわね」
そう呟く彩乃の母に誰もが驚いた
「お母様!」
思わず声を上げる彩乃
「はした無いですわよ」
ヒシャと叱る彩乃の母
蕾は、申し訳無くうつ向いていた
「お母様、作法が綺麗なら蕾さんが友達だって認めてくれるって言ったのに…
初めっからそんなつもり無かったのね」
彩乃は、叫ぶと家の中に入って行ってしまった。
「彩乃!」
蕾は、慌てて立ち上がり彩乃を追い掛けた
「彩乃?」
蕾は直ぐに彩乃に追いつくと、腕を掴み動きを止めた
「蕾さん…」
振り向いた彩乃は、涙を流していた
「どうしたの?
私なら気にして無いから」
蕾は、慌て慰める
「お母様ったらね」
彩乃は、泣きながら喋りはじめた
「ん?」
蕾は、相づちをうつ
「蕾が作法上手く出来たら友達として認めるって言ったの」
彩乃は、座り込みながら泣き続ける
「そうだったの?
私が下手くそだったから…
ごめん」
申し訳無く謝る蕾
湯飲みを回し、飲む蕾
それは周りから見てもちゃんと綺麗に出来ていた
「なって無いわね」
そう呟く彩乃の母に誰もが驚いた
「お母様!」
思わず声を上げる彩乃
「はした無いですわよ」
ヒシャと叱る彩乃の母
蕾は、申し訳無くうつ向いていた
「お母様、作法が綺麗なら蕾さんが友達だって認めてくれるって言ったのに…
初めっからそんなつもり無かったのね」
彩乃は、叫ぶと家の中に入って行ってしまった。
「彩乃!」
蕾は、慌てて立ち上がり彩乃を追い掛けた
「彩乃?」
蕾は直ぐに彩乃に追いつくと、腕を掴み動きを止めた
「蕾さん…」
振り向いた彩乃は、涙を流していた
「どうしたの?
私なら気にして無いから」
蕾は、慌て慰める
「お母様ったらね」
彩乃は、泣きながら喋りはじめた
「ん?」
蕾は、相づちをうつ
「蕾が作法上手く出来たら友達として認めるって言ったの」
彩乃は、座り込みながら泣き続ける
「そうだったの?
私が下手くそだったから…
ごめん」
申し訳無く謝る蕾