sky candies
「学校にいる時はこんな表情見れないからさ。」

そういうとまた顔を赤らめ、ごめんなさい…と呟く。

「そういう意味で言ったんじゃないよ、怜ちゃんの新しい一面見れて良かったなって。」

「私、なんかすごくはしゃいじゃって…子供みたいだよね、恥ずかしいな。」

僕と目を合わせずにまたはにかむ。

そんな笑顔見ちゃったら僕、都合よく考えちゃうよ…

少し星に嫉妬した。

僕にも笑いかけてよなんて死んでも言えない‼︎

そんな思いを必死に隠しながら空を見上げた。

「「あっ!」」

二人で同時に声をあげた。
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