幼なじみとあたしの関係
「うわ〜んアコちゃ〜ん!」


窓の外から泣きつかれて、あたしはまるで大人から子供まで幅広く大人気の、ポッケからあれやこれやと便利な道具が出せる、未来からやってきた金曜の夜7時でおなじみの例の青色ロボットみたいになっていた。


あたし、そんな世界的に人気者じゃないから。


引き出しから自由に行き来したりしないし、

押し入れで寝たりしないし、

足が汚れないように常にちょっとだけ宙に浮くとか、そんな高度なことできないから。


ちょっと詳しくてすいません。


だけど、新しくなってからは見てません。

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