陽の当たる場所

思わず穂花を抱きしめた。

穂花は真っ赤になってたけど


「穂花…、俺も…好きだ。付き合ってくれ…‼︎」


「ねぇ、雄大。私なんかだし…大変なこととか沢山あると思う。それでも良いの?」


「ああ。良いよ。ずっと前からお前といると大変なことになるってことはわかってるさ」


「ふふっ…バーカ。…雄大、お願いします」



中学の時からずっと…。

こいつに振り回されてきたんだ。


好きじゃない…好きじゃない…

そう思ってたけど誤魔化せなかった。


きっと、不倫してたぐらいの奴だ。

これからも大変なことが起きるだろうな…。


でも、俺は…穂花と幸せになりたい。


穂花を幸せにしたい。

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