陽の当たる場所
第八章
それから俺は必死に勉強した。
高校の卒業した、という資格を取るため。
しっかり会社に入って安定してから穂花に伝えたいことがあるから…。
そして、みんなが高校を卒業する年になったころに俺も資格を取れた。
そして、ある会社に入った。
最初は仕事に慣れずに大変だった。
『もっとちゃんとしてくれないかな?』
そう言われることだって何度もあった。
でも、その度に穂花が助けてくれた。
『大丈夫だって!頑張れ‼︎』
って。