もう恋諦めました。
「お、おぅ…」

崚希は、私を見つめたまま
固まっている。

え、え!?
私、おかしいかな!?

ファッションセンスないから!?

「柊、私服の方がいいよ」

戸惑う私に、崚希は
そう言った。

だんだん、頬が熱くなる。

「うっせぇ」

何でか、男口調に返してしまう私。
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