もう恋諦めました。
「んだよ、褒めてるのに」

少し頬をぷく〜と膨らます崚希も
また、可愛い。

そう思いながら、顔を見つめる。

「…っそんな見るな!

それより、座れば…?」

顔を手で隠しながら、
隣をポンポンと叩いて合図する。

そして、ずっと立ちっぱなことに
気づくと崚希から少し離れて座った。

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