もう恋諦めました。
走って学校向かう途中、
小学生の集団が、横断歩道を歩いていた。

「あっ…」

ふと、あの時を思い出す。

『おい、柊!
お前の親が死んだのここだろー!?』

『じつは俺、こいつの親がはねられるの
見ちゃったんだよね~』

『え、まじかよ!すげぇ!』

『柊、お前の死に場所もここだろ!?わはははっ!』
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