もう恋諦めました。
「カナ…」

無意識に、
名前を口に出していた。

「あら、知り合いだったの?」

一番驚いてるのは、
麗華らしい。

「いや、今朝
偶然あって崚行と話してたから…」

「そうなの」

麗華は、顔を苦ませながら

オカズを口に頬張っていく。
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