もう恋諦めました。
「うるさい、で。
どこ行きたいわけ?」

お昼の時の弱気な私は、

もう、いなかった。

そこには、いつも通りの
強気で頑固な私がいた。

そして、麗華が口を開いた。

「生意気ね。
カラオケ行くのよ」

…カラオケ?

あーあのマイク持って、
歌うやつ?
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