学校1のモテヤンキーに気に入られた私【完】
悠真と他愛もない話を話していると
ドンッ
誰かが俺にぶつかってきた。
『痛っ!』
「いってー!」
ぶつかってきたのは背の小さい女だった。
「…たく、前見て走れよな」
そう言うと女は顔をあげた。
あっ、可愛いかも。
『ごめんなさ…!!』
女は驚いた顔をして少しビビっていた。
あー俺のこと怖いんだ。
そう思った。
だがその女はジッと俺の顔を見つめていた。
なんだよ?
俺の顔になんかついてんのか?