学校1のモテヤンキーに気に入られた私【完】







「あんたさ、自分のクラスの人じゃなくて宙人くん応援するなんてバカじゃないの?宙人くんを応援していいのはあたしだけなの!」







『確かにそうだよ…』







そうだけど、





でも、






『美玲ちゃんしか宙人を応援しちゃいけないって誰が決めたの?』






ずっと言いたかった。






ずっと思ってた。






前も同じようなこと言ったけど、




美玲ちゃんには全然伝わってなかった。






だからもう一度言うよ。






『応援していいのはとか誰も決められないよ!決めれるのは宙人だけだよ?
その本人だけだよ?その本人がもし応援していいのは美玲ちゃんだけって言ったならしょうがない。




でも宙人はそんなこと言わない!




言うわけないもん!』






美玲ちゃんの目をしっかり見て言った。






ホントは怖かった。





また殴られたりするんじゃないかって…




< 237 / 300 >

この作品をシェア

pagetop