学校1のモテヤンキーに気に入られた私【完】
『だからありがとう、美玲ちゃん』
笑顔で美玲ちゃんにお礼を伝えた。
「ホント、アンタ達似てるわね」
『アンタ達?』
「早く行ったら?友達待ってるよ」
『あ、うん』
「あたし、宙人くんよりいい男見つけて付き合うから!」
『うん!!』
美玲ちゃんが見せてくれた笑顔は今までで1番綺麗な笑顔だった。
そんな彼女に手を振ってクラステントに戻った。
「ほんと、お似合いカップル。考え方まで一緒なんて…敵わないよね、そりゃ…」
そんなことを美玲ちゃんが言ってたなんて知るよしもない。