ゴーインな彼女はおキライ?
*彼女の証*
裕におんぶされながら、今は、帰る途中。 


「裕…学校は?」

「ん?休んだ。リラが心配だったし。」

その言葉を聞くと、胸が苦しくなる。 

裕を怒鳴ってしまったこと…。 


「裕…。」

「ん?」

「ゴメンね…。」

裕は、何のことだよッて、とぼけた。 


優し… 

「裕…大好き…。」

「俺も。」 


好きで好きで仕方ない。こんな気持ちは初めてで…。不思議で仕方なかった。 


「てかッリラって結構、胸あるよな(笑)」

「ふゃッ!?」

「Dぐらいあるんじゃないの?」

「ななな…///裕のバカッ!!」


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