ゴーインな彼女はおキライ?
「もっかい言って?」

「む…無理ッ!!」


そう言った裕の顔は真っ赤。ホントは…聞こえてたけどね☆ 


嬉しかった…。 

*彼女の証*

なんて…。 



結局、あたしは裕から、蝶がモチーフのネックレスを買ってもらった。 


動くたびキラキラする。 

「裕…ありがとね。」

「いえいえ。」


気が付くと、太陽が沈みかかっていた。長い1日が終わる。 


「リラ…こっち向いて。」

「ん?」




次の瞬間―――。 

何が起きたか分からなかった。目の前には、裕の顔があって… 


この唇の感触は…? 


これは…  



キス…。
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