好きにならなければよかった…
むうぅ。何コイツ!
イライラする!こっちは、
一生懸命頑張って
大会に向けて練習してんのにさ!

『うちらは
大会前だから練習が今 ハードなの。
で いま めーちゃ疲れているわけ
だから メールは無理なの
ゴメンね』

ここはあんま気にしとかないこう、

『ケチだなぁ
別にさぁ、
そんな練習って疲れなくね?』

はあっ!?怒
ガチで切れた…

『ふざけないで!!
仁達とは違って とってもハードなの!
それをバカにするなんて…
さいってい…。
もう 仁 何か知らない
二度とメールなんかしないで!』

それ以来
仁からメールが来る事はなかった。


よかったような
悲しいような
寂しいような
申し訳ないような


色々な気持ちが
いっぱい溢れてきた。

あんな事
言わなければよかった…。

謝りたいけど
タイミングも掴めない


ワタシはただ ぼけー。っとしかできなかった


そう思っているうちに日がどんどん過ぎていって。


ワタシ達は
学校ですれ違う事しか
しなくなった。
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