幸せいっぱい
学校に行くと未羽ちゃんがいた。
「未羽ちゃんおはよう。」
「…モア吉。おはよう。…食べる?」
未羽ちゃんはパンをモシャモシャ食べている。
「いや、いらないよ?未羽ちゃんお昼ご飯は…?」
すると返事もせずに未羽ちゃんは私の口にパンの食べかけを突っ込んでくる。
「むぅっ⁉なに⁉」
「だって朝ごはん食べてないんでしょ?お腹減ってるって言ってるよ。」
え、え、なに⁉お腹確かに朝ごはん食べてないから減ってるけど…なんで…
「モア吉のことはなんでもわかる。…と思う。」
「…なにそれ……ありがとう。未羽ちゃん。」
友達って言葉は少し嬉しい。元気になるなぁ…。
私は未羽ちゃんに微笑んだ。
「あと、お昼は食堂で食べる。今日は日替わりランチ、豆腐ハンバーグだったから。」
「本当⁉豆腐ハンバーグ!好き!♪」
私はそれからひたすら未羽ちゃんと雑談をしていた。
すると、なにやら複雑な顔をした日向が教室に入ってきた。
「……?」
日向…なにかあったのかな…。あんな表情することなんて…今まであったっけ…
すると日向がこっちを向いた。
思わず目が合ってしまい戸惑った。
「あ、あぁぁ…っと…未羽ちゃ…なんの話だったっけ…⁈」
未羽ちゃんは私をみてキョトンとしている。
「…モア吉?後ろに…」
「ふぇっ?」
後ろを振り返ると日向が立っていた。
「…⁈…日向…なに?普段は学校では全然寄ってこないくせに、なにかあるの?け、消しゴム忘れたとか…」
あぁぁっ、なになに、私どうしたの⁉なんでこんな可愛くない言い方っ…待って⁉なんでこんなに意識してるの⁉私…日向のこと好きなの⁈いやいやいや…そんなはず…
「違う。お前朝ごはん食べてないだろ?ダイエットかなんか知らないけどちゃんと食べろよ。全然細いんだからさ。…お母さんも心配してた。」
「えっ、あ…うん…ごめ」
「ほら。」
日向は私に袋を差し出した。
「じゃ、ちゃんと食べとけよ。バカ。」
袋を受け取ると日向は軽く私の頬を引っ張って少しだけ微笑んだ。
その様子を未羽ちゃんは興味深そうにみている。
「ちょ⁉日向⁉未羽ちゃんが見てる!!!!やめて⁉」
「…私が見てるとダメなの?…待って。日向君笑うんだね…なんか意外だよ。」
日向はわたしから少し離れ未羽ちゃんに目を向けた。
「…未羽ちゃんだっけ。今日さ、こいつ熱あるんでこれ以上体調崩さないようにちゃんとみといてあげて?未羽ちゃんと放課後デートなんだってバカみたいに張り切ってたから。」
日向は言い終わったあとに、あ。バカみたいじゃなくてバカだった。と付け加えた。
「…うん。わかった。…モア吉のことよく観察してるんだね。…好きなの?」
私は目が飛び出そうになった。
「⁉み、み、未羽ちゃ⁉そんなわけないよ!!!日向とは一応家族っていうか、兄妹みたいなも」
「うん。好きだけど?」
……。
………。
え…?
一瞬沈黙が流れた。
未羽ちゃんは少し目を見開いた。
「…やっぱり!モア吉、可愛いもんね!いつから?」
え。ちょっと冗談…
「
「未羽ちゃんおはよう。」
「…モア吉。おはよう。…食べる?」
未羽ちゃんはパンをモシャモシャ食べている。
「いや、いらないよ?未羽ちゃんお昼ご飯は…?」
すると返事もせずに未羽ちゃんは私の口にパンの食べかけを突っ込んでくる。
「むぅっ⁉なに⁉」
「だって朝ごはん食べてないんでしょ?お腹減ってるって言ってるよ。」
え、え、なに⁉お腹確かに朝ごはん食べてないから減ってるけど…なんで…
「モア吉のことはなんでもわかる。…と思う。」
「…なにそれ……ありがとう。未羽ちゃん。」
友達って言葉は少し嬉しい。元気になるなぁ…。
私は未羽ちゃんに微笑んだ。
「あと、お昼は食堂で食べる。今日は日替わりランチ、豆腐ハンバーグだったから。」
「本当⁉豆腐ハンバーグ!好き!♪」
私はそれからひたすら未羽ちゃんと雑談をしていた。
すると、なにやら複雑な顔をした日向が教室に入ってきた。
「……?」
日向…なにかあったのかな…。あんな表情することなんて…今まであったっけ…
すると日向がこっちを向いた。
思わず目が合ってしまい戸惑った。
「あ、あぁぁ…っと…未羽ちゃ…なんの話だったっけ…⁈」
未羽ちゃんは私をみてキョトンとしている。
「…モア吉?後ろに…」
「ふぇっ?」
後ろを振り返ると日向が立っていた。
「…⁈…日向…なに?普段は学校では全然寄ってこないくせに、なにかあるの?け、消しゴム忘れたとか…」
あぁぁっ、なになに、私どうしたの⁉なんでこんな可愛くない言い方っ…待って⁉なんでこんなに意識してるの⁉私…日向のこと好きなの⁈いやいやいや…そんなはず…
「違う。お前朝ごはん食べてないだろ?ダイエットかなんか知らないけどちゃんと食べろよ。全然細いんだからさ。…お母さんも心配してた。」
「えっ、あ…うん…ごめ」
「ほら。」
日向は私に袋を差し出した。
「じゃ、ちゃんと食べとけよ。バカ。」
袋を受け取ると日向は軽く私の頬を引っ張って少しだけ微笑んだ。
その様子を未羽ちゃんは興味深そうにみている。
「ちょ⁉日向⁉未羽ちゃんが見てる!!!!やめて⁉」
「…私が見てるとダメなの?…待って。日向君笑うんだね…なんか意外だよ。」
日向はわたしから少し離れ未羽ちゃんに目を向けた。
「…未羽ちゃんだっけ。今日さ、こいつ熱あるんでこれ以上体調崩さないようにちゃんとみといてあげて?未羽ちゃんと放課後デートなんだってバカみたいに張り切ってたから。」
日向は言い終わったあとに、あ。バカみたいじゃなくてバカだった。と付け加えた。
「…うん。わかった。…モア吉のことよく観察してるんだね。…好きなの?」
私は目が飛び出そうになった。
「⁉み、み、未羽ちゃ⁉そんなわけないよ!!!日向とは一応家族っていうか、兄妹みたいなも」
「うん。好きだけど?」
……。
………。
え…?
一瞬沈黙が流れた。
未羽ちゃんは少し目を見開いた。
「…やっぱり!モア吉、可愛いもんね!いつから?」
え。ちょっと冗談…
「