BLACK MoOn StaR




『宇宙、そらぁー、どこーー!!そらぁー!!!!』


今にも泣き出しそうな声で俺を呼ぶ杏莉。
何故に今泣く?!?!
それに俺、ここにいるし!!!!


あ、そか。
杏莉は両面オープンで暗い所行くと何も見えないんだった。
よくわからないけど!!!!


俺は暗かった部屋の電気を付けて杏莉から俺が見えるようにした。


「杏r『そらぁぁぁぁ!!怖かった!』


明かりをつけた瞬間杏莉が抱き付いてきてびっくりした。
しかも泣いてるし。


『そらぁ、そらぁ、ぎゅーってして?』




ーーーで、今に至るわけですよ。



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