あなたがいるから



「って、愛花?
 なんで泣いてんだよ?」


「だって、だって嬉しいんだもん!
 あの、ね‥‥‥。私もずっと前から大好き でした!」


言えた。やっと、りょうちゃんに大好きって。


私の心に隠していた"想い"を伝えることが出来たんだ。


「りょうちゃん!!
 これから、よろしくお願いしますっ!」


「こちらこそ!よろしくな愛花!」


「うんっ!!」

長かった私の片想い。
それは、1番近くて遠い存在だった彼への想い。




< 27 / 53 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop