時空chained

「えーーっと任務以外で居るのはこれくらい....確か、斎藤は付近の見回りだったはずだが...。」






ーーーーガラっ




「三番隊　斎藤　一、ただいま戻りました。」




戸が開けられ、一人のイケ....。男の人が入ってきた。
男は顔をあげると、こちらに気付いたのか一瞬目があったけど、すぐに逸らされてしまった。





「おぉ！戻ったか、ご苦労さん。こちらは葉月　あんずさん。訳あって屯所に一晩泊まることになった。挨拶しとけ」




「はい。斎藤　一と申します。」


斎藤さんは永倉さんから促された通り、頭を下げた。なんかぎくしゃくしてるけど。



（多分、人見知りするタイプだな....。）



この屯所、かなり個性が強い人が
多いみたい。