時空chained
と気合を入れていたそばから。


「ところで総司。お前は何をやっていたんだ?」




「えーーっと。一服を」



....。こればかりは隠せなかったらしい。
土方さんがボクを馬鹿にしたように鼻で笑っている。



「そーうーじぃぃ?」



土方さんの笑みは段々怖くなっていき、
すんごい口角が引きつっていた。
これは退散した方が良さそうだ。



「じっ、じゃぁボクこれにて退散いたします!おやすみなさい」



土方さんと近藤さんに挨拶をし、早々に土方さんの部屋を後にした。




「っ...ふっ。ゴホッ。ゴフッ」


いけないな。あの症状が出てきた。
この頃急に咳き込むことが多くなったきがしてきた。

いつかこの隠し事も。







ボクは.....。




正直怖いんだ。




この症状のせいで。





皆に必要とされなくなる。



皆で任務にいけなくなることが。








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