その一瞬さえも、惜しくて。



「だめ!だから...
最初にも言ったけど、興味本位で近づかないで。


これ以上、わたしに関わったらだめなの。」




「どうして?」




「わたしとあんたは住む世界が違いすぎるの。」













「じゃあ、なんでひかりは泣いてるの?」










え、泣いてる...?




わたしはそっと自分の目の下に指をそえた。









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