その一瞬さえも、惜しくて。

そのまま時間は過ぎて
授業が終わる、チャイムが鳴った。



あとは和真がクラスに来るのを
待つだけ。



僕は、英語の教科書とノートを
バッグにしまおうとして。


その時、横から折り畳まれた
ピンク色のメモが投げられた。


その投げた、ちょう本人は
もう準備を終わらせたようで

すぐに後ろの扉から廊下へ出てしまっていた。


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