その一瞬さえも、惜しくて。
ここにいる理由。
「お前、鳴瀬さんと何なわけ?!」
テストも終わり、部活が再開し
落ち着いたある日の事
僕はいつも通り和真と屋上でお昼を過ごして居た。
「何なわけってどういう意味?」
僕は、クリームメロンパンを頬張りながら外を眺めて居た。
「いやだから、最近また仲良くなってるだろ?!
噂流れてんぞ!付き合ってんじゃないかって。」
女子から質問攻めだよこっちは、って
和真は嫌そうな顔をした。
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ここにいる理由。