完璧上司は激甘主義!?
出社して就業開始時間前に、南課長に呼び出された私達新入社員四人。
そんな私達に突き付けられたのは、交代制で行うサロンでの研修日程についてだった。
驚きを隠せない私達には構うことなく、業務連絡の如く淡々と資料に目を通しながら話を進めていく南課長。
「毎年恒例の研修なんだ。お前達にもそろそろ企画を上げて欲しい時期だからな」
企画……!
入社してからずっと憧れていたブライダル企画!
そっか。いよいよやらせてもらえる時期にきたんだ。
先輩達が頭を悩ませながら各自上げている企画書。
作成している先輩達が、羨ましくて仕方なかった。だけどついに出来るんだ。
そう思うとワクワクしてきてしまい、興奮してきてしまう。
「上としてはまず、現場を見てどんな式やプランが顧客から求められているのか、実際に自分の目で確かめて欲しいんだ。……現場にしか分からないことも沢山あるだろうし、学べるものも今ならあるはずだ」
そう言うと書類から目を離し、私達四人を見上げる南課長。
その瞳に、思わずドキッとさせられる。
“期待しているぞ”
そう言わんばかりに私達を見つめていたから――。
そんな私達に突き付けられたのは、交代制で行うサロンでの研修日程についてだった。
驚きを隠せない私達には構うことなく、業務連絡の如く淡々と資料に目を通しながら話を進めていく南課長。
「毎年恒例の研修なんだ。お前達にもそろそろ企画を上げて欲しい時期だからな」
企画……!
入社してからずっと憧れていたブライダル企画!
そっか。いよいよやらせてもらえる時期にきたんだ。
先輩達が頭を悩ませながら各自上げている企画書。
作成している先輩達が、羨ましくて仕方なかった。だけどついに出来るんだ。
そう思うとワクワクしてきてしまい、興奮してきてしまう。
「上としてはまず、現場を見てどんな式やプランが顧客から求められているのか、実際に自分の目で確かめて欲しいんだ。……現場にしか分からないことも沢山あるだろうし、学べるものも今ならあるはずだ」
そう言うと書類から目を離し、私達四人を見上げる南課長。
その瞳に、思わずドキッとさせられる。
“期待しているぞ”
そう言わんばかりに私達を見つめていたから――。