完璧上司は激甘主義!?
まるで子供のような食べっぷりを見せる未希に、つい笑ってしまった。
でもそんな未希に励まされたよ。……今回だけじゃない。出逢ってから何度も何度も。
「ありがとうね、未希……」
「どうしたしまして」
顔を見合わせては、どちらからともなく声を上げて笑ってしまった。
未希は本当にいい子だ。
可愛くて優しくて、仕事には誰よりも誇りを持ってやっているし。
きっとそんな未希だからこそ、斗真も好きになったんだと思う。
私にとって未希も斗真も大切な友達。そんなふたりの関係が変わる日がきたらいいな。
「いらっしゃいませ。お待ちしておりました」
研修四日目。
今日もしっかり笑顔で予約されていたお客様をお迎えし、席まで案内する。
「よろしかったらお飲物などいかがでしょうか?」
お客様には数種類あるメニューの中から、好きな飲み物を選んで頂き、お出しすることになっている。
「かしこまりました。担当の川井が参りますのでもうしばらくお待ちください」
この顧客は未希の担当。
ふたりとも大らかでふんわりしているカップルだと言っていたけれど、実際に会ってみて納得。
ふたりを見ているだけで幸せをお裾分けしてもらっている気分。
でもそんな未希に励まされたよ。……今回だけじゃない。出逢ってから何度も何度も。
「ありがとうね、未希……」
「どうしたしまして」
顔を見合わせては、どちらからともなく声を上げて笑ってしまった。
未希は本当にいい子だ。
可愛くて優しくて、仕事には誰よりも誇りを持ってやっているし。
きっとそんな未希だからこそ、斗真も好きになったんだと思う。
私にとって未希も斗真も大切な友達。そんなふたりの関係が変わる日がきたらいいな。
「いらっしゃいませ。お待ちしておりました」
研修四日目。
今日もしっかり笑顔で予約されていたお客様をお迎えし、席まで案内する。
「よろしかったらお飲物などいかがでしょうか?」
お客様には数種類あるメニューの中から、好きな飲み物を選んで頂き、お出しすることになっている。
「かしこまりました。担当の川井が参りますのでもうしばらくお待ちください」
この顧客は未希の担当。
ふたりとも大らかでふんわりしているカップルだと言っていたけれど、実際に会ってみて納得。
ふたりを見ているだけで幸せをお裾分けしてもらっている気分。