完璧上司は激甘主義!?
潔癖上司を諦める方法
「さぁ麻帆!!詳しく話してもらおうじゃないか!!」
「ちょっと斗真、近いから!!」
この日の夜――。
仕事が終わると同時に斗真に捕獲されてしまった。
もちろん大高さんの話を聞くためだろう。
私が留守中に訪ねてきた大高さん。
部長は終始オフィス内で慌てていたらしく、高畑ミミが来ている!とずっと叫んでいたそうだ。
「つーかずるくね!?どうして高畑ミミと知り合いだったこと、隠していたんだよ」
「しょうがないでしょ!……私だってあの人がまさか高畑ミミだとは夢にも思わなかったんだから」
そうだよ。私だって知らなかった。まさか大高さんが高畑ミミだったなんて――……。
あれから大高さんは「南さんには一緒に話にいくから」と言って聞かず、南課長に再度応接室へと戻ってきてもらった。
大高さんからあり得ない話と分かりつつも、南課長の話を聞いてしまった手前、変に意識してしまったけれど隣にいた大高さんが全て話してくれた。
『是非新さんの企画に協力したい』と――。
大高さんから話を聞いた南課長はとても驚いていたけれど、私が上げる予定だった企画案の話をすると神妙な面持ちになりつつも、大高さんに『お願いします』と頭を下げた。
「ちょっと斗真、近いから!!」
この日の夜――。
仕事が終わると同時に斗真に捕獲されてしまった。
もちろん大高さんの話を聞くためだろう。
私が留守中に訪ねてきた大高さん。
部長は終始オフィス内で慌てていたらしく、高畑ミミが来ている!とずっと叫んでいたそうだ。
「つーかずるくね!?どうして高畑ミミと知り合いだったこと、隠していたんだよ」
「しょうがないでしょ!……私だってあの人がまさか高畑ミミだとは夢にも思わなかったんだから」
そうだよ。私だって知らなかった。まさか大高さんが高畑ミミだったなんて――……。
あれから大高さんは「南さんには一緒に話にいくから」と言って聞かず、南課長に再度応接室へと戻ってきてもらった。
大高さんからあり得ない話と分かりつつも、南課長の話を聞いてしまった手前、変に意識してしまったけれど隣にいた大高さんが全て話してくれた。
『是非新さんの企画に協力したい』と――。
大高さんから話を聞いた南課長はとても驚いていたけれど、私が上げる予定だった企画案の話をすると神妙な面持ちになりつつも、大高さんに『お願いします』と頭を下げた。