甘々幼馴染にご用心!【短編】


「よし、行くかっ!」

ほっぺを叩いて勢いよく玄関を出た。



***


「あ、仁菜ー!」

駅で待ち合わせをしていた真美が、こっちに来て抱きついてきた。


「今日の仁菜ちょーかわいい」

「へへへ、ありがと」

「じゃ、いこ!」

「へ?どこにいくのー?」

「ひーみーつーっ!」


どこに行くか教えてもらえないまま、真美はスタスタと歩き出した。




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