幼なじみ達の恋心
「おう!」
「楽しみにしてるな!」
「うん!」
「じゃ、私もう行くね!」
「明日気をつけて帰ってね!」
「バイバーイ☆」
そう言ってまゆは自分の家の方向に
歩き出す。
その時、達也は反射的にまゆの腕を掴んだ。
達也はそのまま、まゆの体を抱きしめた。
「わっ!」
まゆはすっぽりと達也の胸の中に収まったてしまった。
達也自身も驚いていた。
俺…。
どうしょう……。
まゆを抱きしめてしまった。
この時、斗真と陽太が目撃していた事も
しらずに。