幼なじみ達の恋心
ってか…斗真…。
「斗真…ぐ…ぐるじぃ~…。」
「あっ…ごめん。」
「ふぅー苦しかったぁ。」
「っで?まゆ俺に何か用?」
「斗真…この間は…。」
私は「斗真この間はごめん」って言い、
りんごを渡そうと思った時…。
「まゆ…!ごめん。」
斗真は思いっきり頭をまゆに下げた。
「えっ…?」
斗真…。
斗真から謝ってくれた…。
いつも強がりで喧嘩した時いつも私から
謝っていたのに……。
「この間せっかくお前の親友、紹介」
「してくれたのに達也の奴に」
「あんな言い方や態度してしまって…。」
「本当ごめん……。」
俺は自分の勝手で嫉妬してまゆの親友やまゆにあたってしまった事ずっと謝りたかった…。
そう思ってた時さっきみたいにまゆはいつも現れる。
いつもの俺は強がりで意地っ張りだから
俺から謝る事ができなかった。
でも、今の俺は違う。
まゆの顔最近見ないだけですごく苦しい。
今、まゆの顔を見て改めて思う。
やっぱり俺はまゆしか駄目。
もう、こんな喧嘩嫌。
だから今なら素直になれると思った。