幼なじみ達の恋心
「えっ…あっそう…わかった。」
そっかぁ……まゆは俺と会った後に斗真と会う約束してたのかぁ…。
はは…さすがにキツいなぁ…。
俺が頑張ってアピールしても
まゆは俺の気持ちには気づきもしない。
まゆは斗真にしか目に入らないから。
くそっ…!
俺は無意識に歯を食いしばっていた。
「陸…?」
「なぁ…まゆって好きな奴いるの?」
えっ……陸…どうして……
どうして私に好きな人がいることが
わかっちゃうの?
「うん…。いるよ。」
「ッツ……!」
「その好きな奴って……斗真だろ?」
えっ!?
うそ…バレてたの……?。
私は一気に茹で蛸状態になってしまった。