幼なじみ達の恋心

「えっ…あっそう…わかった。」




そっかぁ……まゆは俺と会った後に斗真と会う約束してたのかぁ…。







はは…さすがにキツいなぁ…。







俺が頑張ってアピールしても


まゆは俺の気持ちには気づきもしない。




まゆは斗真にしか目に入らないから。






くそっ…!



俺は無意識に歯を食いしばっていた。









「陸…?」







「なぁ…まゆって好きな奴いるの?」










えっ……陸…どうして……



どうして私に好きな人がいることが


わかっちゃうの?






「うん…。いるよ。」







「ッツ……!」




「その好きな奴って……斗真だろ?」







えっ!?




うそ…バレてたの……?。






私は一気に茹で蛸状態になってしまった。





< 195 / 317 >

この作品をシェア

pagetop