幼なじみ達の恋心
「斗真…本当にここなの?」
「ここ、超有名なレストランじゃん!」
「いいからとりあえず中に入るぞっ!」
そのまま斗真は私の手を繋いだまま店に入る。
手…まだ繋いでていいの?
私はその事はなにも聞かずずっと斗真の手を握った。
「いらっしゃいませ。」
「本日はご予約ありがとうございます。」
「御注文はご予約の時に伺ったAコース」
「でよろしいでしょうか?」
「はい、それでお願いします。」
斗真は淡々とした表情をしていた。
斗真…高そうなレストラン来て緊張とかしないんだろうか…。
私はヤバいぐらい緊張してるのに!
斗真のそう言うところ…羨ましい。