幼なじみ達の恋心

「わかった。空けておくね！」


っと。

私はパパにすぐにそう返信をした。






「そうそう、社長の息子もくるから。あと時間は13時からな。」



なんで息子さんも来るんだろぅ。



私、かなり緊張してきたじゃん！



社長に社長の息子さん。







パパの大事な取引先の人だから本当に失礼のないようにしなきゃ。







私、大丈夫かなぁ。





「まーゆちゃん♪」

「........。」

私はぼーっと土曜日の事ばかりを考えてたらちーちゃんに話し掛けられたら。


「どうしたの?」




「あっ！ごめん。考え事してた。」








「全然いいよ。ところでまゆちゃん、水着いつ買いに行く?今週の土曜日とかどう?」




「ちーちゃんごめん。今週土曜日は無理なんだ。
実はさっきパパからメールが来て、今週の土曜日はパパの会社の取引先の社長さんとお食事会があってそれに呼ばれちゃって。」




「そうなの！?なんか凄いね！」





「うん。しかも社長の息子さんも来るらしくて。」




「えっ？それってなんか....お見合いみたい。」



ちーちゃんはボソッと言った。
でも私は聞き取れなかった。




「ちーちゃん?」





「あっ！ごめん何でもない★じゃ、水着はまた別の日に買いに行こうね★」




「うん。ごめんねせっかく誘ってくれたのに。」





「そんな全然いいよ♪」