幼なじみ達の恋心
「俺は一生まゆを守る!」
「だから…将来俺と結婚して欲しい!」
「だから…ここで死ぬなよ…って」
「でも俺の願いは叶いそうにないな…」
「まゆには好きな奴がいるんだろ?」
えっ…待って…斗真…
あの言葉斗真だったんだぁ…私ずっとあの言葉言ってくれたの斗真なら良いなぁって想ってたんだよ?
私が好きな人いるって言ってたのは
斗真の事なんだよ…?
きっとこの好きな気持ち…私も小さい時からだったと思う。
自分の気持ちに気付くの遅くなっちゃったけど。
そう私は言いたいけどまだ、斗真の話しは続いていた。
「だから俺は諦める前にまゆにこの気持ちを伝えたかった…」
「まゆがこの街に再び戻って来た時は信じられなかった…」
「俺…もう、まゆとは会えないと思ってたから自分の気持ちに蓋をしたんだ」
「でも…ずっと蓋をした気持ちはまゆと出会って一気に開いてまた、好きな気持ちが止まらなくなっていた」
「そして、陸兄とまゆの事でも嫉妬して」
「しまいには強引にまゆにキスをしてまゆの事傷つけてしまった…」
「まゆの嫌がる事して本当に悪かった…」
「でもこれだけは知ってて欲しい…」
「それだけ俺はまゆが大好きって事…」